アナドレン

今日もAnna Dorenに聞いてみよう ここは ”アナバ” かもしれない アナドルこ…

アナドレン

今日もAnna Dorenに聞いてみよう ここは ”アナバ” かもしれない アナドルことなかれ 毎日はアナドレナイ であふれている

最近の記事

幸せにするプロの仕事

題名も作者も覚えていない 本 を探す場合 ネットでの ”ニュアンス” 検索は試してはみたが 見つからない それでも諦められずに図書館にいき 「うさぎが主人公、キルト、引っ越す」この3つを 図書館のプロ ”ライブラリアン” の方に聞いてみた 最初に尋ねた方は、一応パソコンで検索してくれたけれど 「はて・・・な?」で終わった そこで終わるのが近頃のコミュニケーションでよくあるパターンな気もするけれど、がっくりしているわたしに 「○○さんならもしかして…」と 頼もしいことに別

    • とうとうCHANELが買えなくなった

      「CHANELは買えないから…」 と言っていたら とうとう 本当に買えない 値段になってしまった Instagramで吹雪の雪山だろうと、カフェだろうと 日常にお構いなしに持っているのは そりゃ 伊原葵さん だからだし、神崎恵さん だからだ それでもわたしが学生の頃(20年以上前)は見渡せば 大学のキャンパスはブランドのバッグだらけだった 各々どのように手に入れていたかの追及は野暮だけど とりあえず、親の力がなくても、おじさんの力?でも アルバイト代を数カ月分全額つぎ込ん

      • tiny desk CONCERTS

        言わずもがな tiny desk CONCERTSといえば 超一流な壮大アーティストが tinyなオフィスでLIVEをする あのヒットコンテンツで そのJAPANESE版がスタートし、初ゲストの アーティストが藤井風だった それはもう楽しみすぎて、寝てしまわないように タイマーもかけ、録画予約もして 久しぶりにリアルタイムで見れるように テレビ画面と向き合って開始に備えた 藤井風はデビューするもっともっと以前から 「世界に向けて」を意識しているだけあって 急遽オフォーを

        • ジャケ買い

          初めて買ったCDは 織田裕二さんの縦長のシングルCDで オレンジ色のシャツを着た織田裕二が 廃線?かどこかを背景に 切なそうな顔をしていた 当時、小学3年生だったわたしは この歌を全く聴いたこともなかったのに オレンジ色と 切なそうな織田裕二で 「ジャケ買い」した 最近の音楽購入マーケットは配信が主流だし もうイントロがあると売れないので イントロカットいきなりサビ が流行りだそうだ 「ジャケ買い」なんて言葉は ジャケットを買う方にしか 通じなくなるのかもしれない

        幸せにするプロの仕事

          母はいそがし。

          こどもの頃 母と外食に行くと わたしよりも先に母の頼んだ食事が運ばれてくると 「先、お母さんのちょっと食べる?」と わたしの方に母のオーダー品とお箸がまわってきた 「うんっ」なんて言って 無邪気に母より先に母の食事を 自分のが運ばれてくるまで食べていたわたし 鍵っ子だったわたしは お母さんなんて、いつも仕事で居ないし もっと愛情くれよ と心の底で思ってひねくれぎみに育ったけれど そんな所々に 母の愛情はちゃんとあふれていたのだ 40歳も過ぎて 自分も親となり 娘

          母はいそがし。

          迷惑をかけてはいけませんか?

          家の近くに、人気の私立一貫校がある 幼稚園からみんなこぞって入園を希望するので 入園面接時にこどもが泣くと一瞬で ”不合格” とされる のは有名な話 その学校の前を通勤で毎日通るのだけど 校門の前に生徒にむけたメッセージが 巨大な黄色い看板に大きな黒い文字で書いてある 『人に迷惑をかけない』 こどもたちはこの看板を毎朝見ながら登校するのだな 息苦しくないだろうか… わたしは大人だけど朝この看板を見てしまうと 心の巾着袋がキュっと締められる 迷惑をかけられても 失

          迷惑をかけてはいけませんか?

          幽遊白書の中の男子 マンガから得る「恋愛体験」

          「幽遊白書」 「東京卍リベンジャーズ」 女子にも人気の漫画には ちょっと口の悪い俺様系や いつの時代か分からない不良男子が 出てくる そんな俺様目線で 話してくる男子いる? 友情第一、喧嘩ばっかりしてる男子まわりにいる? いないんです 現実の世界にはそんな男子いないからこそ、女子は マンガの世界に ”強い男子” を求めて 人気になるそうです 「寒いね」と言った帰り道 缶の ”ポタージュスープ” を買ってきてくれた 恋人なんていませんでした でも、その一節を読んで キュン

          幽遊白書の中の男子 マンガから得る「恋愛体験」

          4コマ劇場「くまごと」

          アンティークビーズのクマのブローチが可愛くて 4コマ漫画も見つけました クッキーを食べながら 読んでいます

          4コマ劇場「くまごと」

          二言目に相手を思いやれるのが、ロボットではなくにんげんなのかもしれない

          卵アレルギーのある幼い娘を連れていると どうしても、どうしても お店にお断りして、もってきたお弁当を食べさせても いいか。許可を得る場合がある お店の入り口で 「店長に確認してきます」 「それはちょっと…」 「そのような事情なら本当はダメですがどうぞ」 など お店の人の対応によっては 一喜一憂するため、聞くときは毎度 ドキドキ している それでもたまに、 「どうぞどうぞ! お嬢ちゃん沢山食べてね~」 と、ふたこと目にまで 相手を思い遣った言葉をかけてくださ

          二言目に相手を思いやれるのが、ロボットではなくにんげんなのかもしれない

          MARC JACOBS以来のドラマティック フランスの図書館司書の黒のジャケット

          もう20年ほども前 学生だったわたしは時給820円のアルバイト代が入ると Gジャン(デニムのジャケット)を買うために うろうろ神戸の街をさまよっていた。 あの頃の神戸はアナバなお店が山側や海側に点在していて ランチを抜いても、うろうろ足で探してショッピングを楽しんでいた 学生だったわたしはお給料日のたびにGジャンを探しているのに 買い物に行くとワンピースや鞄 別のかわいいものが見つかり、なかなかGジャンを 手に入れることができなかった 「今回のお給料は必ずGジャンを買うぞ

          MARC JACOBS以来のドラマティック フランスの図書館司書の黒のジャケット

          チュールは若い人のもの?年齢制限はありますか?だけどやっぱりスキなんです

          これから寒さに向かうのに 向こうの景色が こっそり覗けるような透明感や軽さ 冬だから、良い。のか… チュール素材のものって 若い人のものでしょ?いい歳になって選択肢から そもそも外してたな だけど、こどもの頃から心の中に この憧れのような好きな感じはずっとある… 諦めていたチュール こんな風に、黒のコーディネートに重ねるとなぜかかっこいいし お尻まわりもかくれる アクセサリーもつけてないのに 華やかになる そんな感じがあるな チュールってやっぱり 永遠の憧れ

          チュールは若い人のもの?年齢制限はありますか?だけどやっぱりスキなんです

          ルーシー・リーの作品から感じる美しいものを感じるわたしたちはどう生きるのか

          わたしのまわりにも英国を代表する陶芸家 Lucie Rie (ルーシー・リー) のファンはとても多い 数年前のこと、たまたま道に迷ってたどり着いた京都嵯峨野のギャラリーでラッキーなことに彼女の作品をたくさん観ることができた 大きな美術館で開催される「ルーシー・リー展」とは違ってそこはアナバで、とても至近距離で彼女の美しい陶芸作品を観させてもらえた 細く、薄く、清く柔い。まさに緊張感のあるそのフォルムとどのようにしたら表現できるのかその美しいピンクや青の釉薬の技法 作品

          ルーシー・リーの作品から感じる美しいものを感じるわたしたちはどう生きるのか

          ベジタリアンのクマ

          近頃の報道でクマの出没のニュースが絶えないのは クマが人間を襲いたくて頻出しているのではない。 人間が森の生態系を崩し続け クマの本来の生息地の十分なエサ資源と生息環境を 奪ってしまったからだ。という話を 国際協力シンポジウムに参加した際、「日本熊森協会」の室谷さんから伺った。 そもそもクマという生き物は 99%がベジタリアンであり、木の実などが主食で 残りの1%も昆虫やサワガニを食べるくらいなのだそうだ。 テレビのニュースでは クマのことを、さも恐々と 「人間を襲う悪

          ベジタリアンのクマ

          電車の中で不良高校生の前に座ったわたしの寒い朝の暖かい話

          朝9時前の電車 ピークは過ぎてそれほど混んではいない 席に座って本を読んでいると 前の座席に ふらふらと、30代くらいのならず者風の男性が乗ってきた 先に座っていたやんちゃそうなパーマ頭の高校生と 並んで座る図は 割と次の展開を期待するような危険な匂いがしていた 文庫本超しに 気になって気になって 本をめくるふりして観察していた すると ならず者風の男性がコロコロコロとポケットから小銭を落とした 落ちた先はふたりの座席の下の行方知れず 次の展開はおそらく なにも無かっ

          電車の中で不良高校生の前に座ったわたしの寒い朝の暖かい話

          自分が死んだあと微生物の力で有機肥料になるという選択

          2022年の夏ごろ、友人から シアトルで遺体を堆肥化するサービスを提供する会社があるよと教えてもらい RECOMPOSE という会社の ”火葬以外の選択肢”について調べた 年を重ねるにつれ 祖父母や家族、若くして病と闘った友人など 大切な人との別れが増えてくる 必然である”死”についてマイナスなイメージを持たないように生きてはいるものの ついこないだまで、そこに存在していた人との別れは 愛していれば愛しているほど残された側は悲しい なんといっても故人との最もつらい別れの

          自分が死んだあと微生物の力で有機肥料になるという選択

          わざと失敗するようプログラミングされた頼りないロボット

          ”弱いロボット”というのがあるらしい ゴミ箱ロボット という、ゴミ箱の形をしていて ヨタヨタと歩き 自分ではゴミを拾えない。そんなロボットで 人はそのロボットの頼りない動きから ゴミを拾ってあげたくなるらしい もう一つは トーキングボーンズ という昔話を読んでくれるロボット なのだけど、話の途中で続きを忘れてしまうように わざとプログラミングされていて 話を聞いている人はその続きをロボットに教えてあげたくなるらしい ロボットでも人でもちょっと頼りないほうが 好きになっ

          わざと失敗するようプログラミングされた頼りないロボット