パリでの出来事

よしむら

MADRIGAL×「おまけブログ」企画vol.1

本日の”ほろ苦エピソード” は

ムラヤパニクラータさんからのお便りです。

 

 

パリで初めて1人で過ごした日のこと。

その日はとてつもなく暑い日で
思い切って、カフェに入った。

外の席か中の席か尋ねられ、
私は中の席を指さした。

手渡されたメニューは、全く読めない。
なんとか、”オレンジ”というのだけわかったので、
これなら!と頼んだ。

すると、綺麗なパリジェンヌが私に何か言う。
おそらく、「ほんとにこれ!?」
みたいな感じだった。

舐められてはなるまい!気丈に振る舞わないと!
と思った私は
「イエスっ!」とキッパリ言い切った。

やり遂げた感に満ちて
ホッとして外の風景を気分良く眺めていると

向こうから先程のパリジェンヌがトロピカルなものが沢山のっている
ドデカイワイングラスを持って近寄ってくる。
しかもストローが2本突き刺さっている。

私じゃありませんよーに。
何度も心の中で唱えたけれど

ドデカイワイングラスは私のもとへやってきて

それでもなお、
「ボナペティ」

私は気丈に振る舞い

そうよ!私はこれが飲みたかったのよ!
という顔で(実際は恥ずかしくて早くお店から出たかった。)
1つのストローでチューーーーっと勢いよく飲み

びっくりするくらいのお代を払って出てきました。

 

これが私のパリ1人カフェ体験。

 

 

ムラヤパニクラータさんエピソードありがとうございました。
東京に遊びに行った時
田舎もん。と思われないように関西弁を封じ
メトロで迷い、どんどんどんどん地下深く迷い込んだ大江戸線

を思い出しました

 

 

よしむら

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