地獄の坂(つづき)

よしむら

(地獄の坂のつづき)

大学受験の時も、
締切に追われる仕事の時も

はたまた、地獄のような坂道を娘を乗せて
自転車をこいで登っている時も

 

あのときの中学生の頃のわたしが
ぽつりと出てきて、自転車の後輪を押してくれる

 

「 あの日々に比べたらこれぐらい、
なんてことないわよ 」

と言いながら

 

よしむら