梅雨と憂鬱のあいだに｜「トワルドジュイシャツ」

春が残り１ページになったころ。

初夏にむかう蒸し暑さを少し億劫に感じながらも

どこか夏を懐かしく感じ始めていた。

気温が下がることと

初夏の気温の高さに、ある種の矛盾を感じながら

季節の意向に抗えず、梅雨を受け入れていく。

それでも涼しいくらいに、肌寒さを感じる朝は

まだシャツの出番があることを嬉しく思う。

羽織っても、袖を折り上げても様になる「トワルドジュイシャツ」

１枚で梅雨の憂鬱も、不機嫌さまでもどこかに吹き飛ばしてくれる

”ベンリ” なシャツ。

雨音さえもハミングに聴こえるこの季節に

「トワルドジュイシャツ」は、よく似合っていた。

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