2つ手前の駅で下車|「トワルドジュイシャツ」
空腹も、夕飯までのスパイスとばかりに
2駅手前で下車をこころみる。
この時期の夕暮れは、まだ日も高いけれど
梅雨明けの曖昧で湿気をふくんだ街並みも
案外好きだったりする。
空気は湿り気を帯びているけれど
わたしの喉だけは、カラカラに乾いていたかもしれない。
空腹をおぼえながらも、電車を降りることにしたのは
おろしたてのニットの着心地を確かめるためでもあった。
人のことにかまっていられなかった時期から一変し
みんなが少しずつおしゃれに期待することを思い出し始めている。
わたしもそのうちの、一人だった。
「パテ ド ニット」「トワルドジュイシャツ」「リピートパンツウォッシャブル」
「おかかえバッグ」
オシャレをした日は、少しでも長く街を歩いていたい。
そんな風に思える日が来るなんて。
気が付くと
空腹感はどこかにきえてしまっていた。
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
「心に劇場を」
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「特集」
「読みもの」
実着 Ji Tsu Gi 「着てみてわかることもあり、、、」
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