心をほどく静かなストライプ|「トリミングパンツ ストライプ」
いつからでしょう。
クローゼットを開けた時、目に映るのが安心感のある無地の服ばかりになったのは。
若い頃は、もっと自由に、もっと大胆に、
ファッションを冒険のひとつのように楽しんでいたはずなのに。
年齢という名の経験を重ねるうち、
いつの間にか「~べき」「~は似合わないかも」という
見ないルールを自分の中に作り上げてしまっているように思います。
先日5歳の甥っ子ピアノの発表会がありました。
4歳から始めたピアノの最初の発表会は、短いひとフレーズを先生と連弾していたのに
今回は一人で2曲も、間違いもせず堂々と弾いていました。
特に熱心に音楽をしている家庭ではないですが
彼は一生懸命練習したそうです。
しかし本番まで成功した事がなかったとか。
いつもと違う空気の中、少々緊張気味な歩き方で登場したものの、
とっても落ち着いた面持ちで、一音一音丁寧に奏でられた音はとっても楽しんで聴こえました。
「ストライプ」のような、輪郭のはっきりした柄は
そのシャープさや潔さが魅力だと頭では分かっていても、
いざ自分が身につけるとなると、少しだけ気後れしてしまう・・・・
しかし、もしそのストライプがそんな心の揺らぎを優しく受け止め、
静かな自信を与えてくれる柄だとしたら。
「トリミングパンツ」のストライプは今まで抱いていたイメージとは少し違っていて、
遠目にはまるで上質な無地のようにも見える、繊細なストライプなんです。
主張するのではなく、静かに一音一音を丁寧に奏でるような
奥ゆかしさがあります。
安心感という自信の線が一本引かれ、
それが軸となり、背筋がすっと伸び、
いつしか、かたくなっていた心がほどかれた瞬間。
それはとっても自由で、
軽やかで、
見えないルールなんてなく
ただただ純粋に自分を信じる時間へ。
モデル身長:164cm
「トリミングパンツ ストライプ」 / soutiencollar(着用サイズ 1) ※只今ご予約承り中
「サロン ド テ」/ soutiencollar
ブーツ /3.1 Phillip Lim
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ステンカラー商品は全工程国内生産です。
「心に劇場を」
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実着 Ji Tsu Gi 「着てみてわかることもあり、、、」
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