思いやり

よしむら

(思いやり のつづき)

少ない親戚が集まって
ささやかながら
地元の小さなホテルの1Fにある
レストランで食事をするのが

祖父と祖母と いとこ達との
夏休みと お正月の過ごし方だった

 

11人分の予約された席で
料理もあらかじめ祖父が
”ハヤシライス”を予約しており
メニューから選ぶ楽しみはなかった

 

「 またハヤシライスか~
ハンバーグが食べたいな 」

 

なんてことは、言えない雰囲気

つづく・・・
つづきは、あさってのおまけで)

 

 

よしむら