特別な存在|「リュカルヌ natural」tocit
帽子は、子供のころから特別な存在だった。
おしゃれの為というより、暑い日差しから守るために
両親から与えられていた。
当時は、柄や素材は選ばせてもらえなかった。
いつからかぶっていたのかは定かではないけれど
通学ではかぶっていなかったから、
夏休みのプールの初日に、突如現れたのがその麦わらだったとおもう。
帽子は特に、過去の記憶がよみがえる。
汗をつたう感触。
虫たちのけたたましい鳴き声。
帽子をおさえながら自転車をこいでいた、「あの頃」。
大人になって、自分で選ぶことができるようになり
自分で選ぶことの楽しさや嬉しさを改めて知ることができた。
いまは、大切に両手でかかえて、そっと頭にのせる。
それも、ふわっと。
「リュカルヌ natural」「トップス」「ドルフィンパンツ シャンブレー」
モデル身長164cm
プールの帰り、自動販売機でポカリスエットを買った。
それが初めてのポカリスエットだった。
麦わら帽子の季節には、きまってこのシーンが思い出される。
毎年、かかさず。
何度もリピート再生されるこの記憶は、
これからさきも褪せることはきっとないのだろう。
母と、わたしと麦わら帽子をつなぐ、大切な思い出になっているから。
ステンカラー商品は全工程国内生産です。
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「特集」
「読みもの」
実着 Ji Tsu Gi 「着てみてわかることもあり、、、」
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